ドレミファソラシと歌ってませんか?
カタカナのドレミファソラシは忘れてください。
Do Re Mi Fa Sol La Ti を頭に浮かべて歌ってください。
ソルフェージュのレッスンをしていて、今更ながら気がついたことがあります。
私は最初から英語で習ったため、Do Re Mi Fa Sol La Ti が普通で、カタカナが頭に浮かぶことはありませんでした。従って、母音を i や e に替えて歌うことは至って簡単でした。
ところが、生徒は半音上げたり下げたりしたソルフェージュがすぐに出てこないという。それが不思議だった。また、楽譜にソルフェージュを書き込まないように言っているのに、それを書き込んでいる生徒がいる。そういえばカタカナで書き込んでいたようだ。
12音ソルフェージュをマスターする近道は、初めからDo Re Mi Fa Sol La Ti を頭に浮かべて歌ってください。
その場合、ReはR、LaはL を意識する。Ti は シ と歌わない。Ti は「ドレミの歌」で歌っているように(紅茶の)Tea と発音。RとLは意識するだけで、聞いてもらうものでないので正確に発音できなくても全く問題ないです。これを機会に発声練習をするのもありでしょう。
カタカナのドレミファソラシは忘れてください。