16歳の時、初めてギターを手に入れ、独学にてクラシック曲などを弾いていたが、その後ジャズ、ブルース、R&B、フォークミュージック、レゲエなどの音楽に夢中になる。 この頃エレクトリック・ベースを始め、ヤマハのレッスンを受けたこともあるが挫折。 30歳の時、アマチュアビッグバンドに参加しピアノを弾いたが、独学のためほとんど上達しなかった。 ビッグバンドを辞めた後はジャズピアノのレッスンを受け始め、何人かのインストラクターに習った後、藤ジャズスクールで故浅田氏に習う。その後藤井貞泰氏に習うが氏がジャズベースについても造詣が深いことから、念願のコントラバスに転向する。 この頃から、後半の人生を若い頃の夢であったミュージシャンとして生きることを計画。長年勤務した職を辞め、2003年1月、ジャズベースを学ぶため渡米、ボストンのBerklee College Of Musicに入学する。
バークリーではジャズベースをBruce Gerz , John Lockwood各氏に師事する他、バークリー理論、作・編曲法などを学び、成績優秀者リストであるDean’s listにも載る。2005年8月、Professional Music MajorのDiplomaを取得し、その年の最高齢で卒業、帰国する。帰国後はUNOジャズレッスンを主宰する傍らライブなども行っている。2014年自ら著作発刊した「ジャズ ソルフェージュ」は好評である。2017年には「ジャズ ソルフェージュ2」、2019年には「ボサノヴァ&ジャズ アナライズ集」を、2021年に「イヤー・トレーニングのための移動ド・ソルフェージュ」を発刊する。